2014年03月11日

GNS3上からインターネットへ接続する。


GNS3上でサーバの勉強をするときに、GNS3からインターネットへ接続できると捗りそうなのでそのような環境をセットアップした際のメモです。

目的


GNS3上の仮想端末(ルータ、サーバ)からインターネットへアクセスできるようにします。


ゴール


GNS3上の仮想ルータから206.190.36.45 (yahoo.com)へのpingを成功させる。


環境


・Windows 7 Professional
・HWD14 (WiMAX2+)


大まかな流れ



default
図1.初期状態

初期状態は上記の図1です。
ここからGNS3上の仮想ルータとHWD14が同セグメントを持つ必要があります。
なぜなら、HWD14はルーティング情報としてconnectedしか持つことができないためです。



virtual
図2.仮想インタフェースをPC内に作成

仮想インタフェース(Microsoft Loopback Adapter)を作成します。



bridge
図3.ブリッジ接続を作成

無線接続しているインタフェースと新たに作成した仮想インタフェースをブリッジ接続します。



gns
図4.GNS3上でインターネットへ接続が可能に。

GNS3上で仮想インタフェースとの接続を行うことで完成。



仮想インタフェースを作成する


Microsoft Loopback Adapterを作成します。

[コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[デバイスマネージャー]



devicemanager
図5.デバイスマネージャー

[@ネットワークアダプター]を選択した上で、[A操作]から[レガシハードウェアの追加]を選択します。



add1
図6.ハードウェア追加画面1

[一覧から選択したハードウェアをインストールする]を選択し、次へ。



add2
図7.ハードウェア追加画面2

[ネットワークアダプター]を選択。



add3
図8.ハードウェア追加画面3

製造元[Microsoft]→ネットワークアダプター[Microsoft LoopBack Adapter]を選択し、次へ。



これにて仮想インタフェースの作成が完了しました。


ブリッジ接続を作成する。


virtual
図2.ここまで設定を終えた時点での状況

ブリッジ接続を作成します。
上図の仮想インタフェースと無線LANインタフェースをブリッジ接続します。

bridge1
図9.ネットワークアダプター管理画面

[ネットワークと共有センター]→[アダプターの設定の変更]よりネットワークアダプターの管理画面を開き、無線LANインタフェースと先ほど作成したMicrosoft LoopBack Adapterの二つを選択した状態で右クリック→[ブリッジ接続]を選択します。

すると図9の右上のようなブリッジ接続が作成されます。



networksetting1
図10.ブリッジ接続のネットワーク設定

作成されたブリッジ接続の設定を行います。私の環境では上のような設定をしました。

IPアドレス:192.168.100.101 //ブリッジ接続が持つIPアドレスです。PC自身の管理IPアドレスのイメージです。
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1 //HWD14へ設定します。

DNSサーバについてはHWD14をプライマリ、グーグルのDNSサーバをセカンダリに設定しました。



bridge
図3.ブリッジ接続を作成

上図まで完了しました。



GNS3上で接続を試みる


GNS3上で仮想ルータを設置し、そのルータとMicrosoft Loopback Adapterのインタフェースと接続します。
下図4のようなイメージです。


gns
図4.GNS3上でインターネットへ接続が可能に。


以下よりGNS3での操作です。


gns1
図11.GNS3でHostはGNS3とPCを繋ぎ合わせるためのもの

GNS3上でHostをキャンパス上に設置します。
ルータもいつものように設置してください。


gns3

ルータとHostを接続します。
Hostへの接続先インタフェースはMicrosoft Loopback Adapterへ接続します。
接続の際のインタフェース選択ではマウスカーソルを合わせるとアダプター名がポップアップしますのでそれをもとに選択してください。



GNS3上での設定


仮想ルータにインターネット接続のための設定を行います。
今回のゴールであるyahooへの疎通確認のための最低限の設定を紹介します。

R1#conf t
R1(config)#ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.100.1
R1(config)#int f0/0
R1(config-if)#ip add 192.168.100.254 255.255.255.0
R1(config-if)#no shut


Microsoft Loopback Adapterへ接続しているインタフェースf0/0へIPアドレスの割り振りと
デフォルトルートをインターネット向けのHWD14(192.168.100.1)へ向けさせます。

疎通確認


R1#ping 206.190.36.45

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 206.190.36.45, timeout is 2 seconds:
.!!!!
Success rate is 80 percent (4/5), round-trip min/avg/max = 204/294/416 ms



206.190.36.45(YAHOO)への疎通確認ができました。








この記事へのコメント

参考にさせていただきました。
私の環境では、ネットワークブリッジを作成してIPアドレスの設定をした後にPCをシャットダウン
して、それから数分待ってからでないと
うまく外部ネットワークに接続できませんでした。
MACアドレステーブルの初期化すればよかったのかな。
でも、ずっと悩んでいた問題がこの方法で解決できたので感謝です!

Posted by kenken at 2015年06月24日 20:26
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